引用:TVアニメ「陰の実力者になりたくて!」公式サイト (shadow-garden.jp)
基本情報
タイトル:影の実力者になりたくて!
放送時期:2022年秋
ジャンル:ギャグ、中二病、異世界、バトル
動画
各話の感想
第1話:嫌いなクラスメイト
他の転生ものとは一線を画す初回
西野さんを真剣に助けるシーンなのに、影野くんが言うセリフがいちいちシュールで面白かったです。おそらく次回からが本当の意味でのスタートになると思いますが、転生する前に他と違い一捻りあるのが凄く印象に残りました。
第2話:結成シャドウガーデン
シド君、転生しても中二病全開
シド君の姉の前での弱者演技や裏での中二病っぷりがキレキレで見ていて楽しいです。シド君の設定と江戸川コナン方式で決まった悪の組織をもとに結成されたシャドウガーデンが、ラストでもう解散してるのは予想外すぎて笑いました。全く先の展開が読めません。
第3話:凡人の剣
完全にモブではなくなってしまったポチ
シド君の完璧で抜かりないモブ告白もむなしく、まさかの失敗に終わってしまったのは思いも寄らない展開でした。また、アレクシア王女とシド君のひねくれてる二人のやりとりがいつまでも見れるくらい面白かったです。
第4話:加虐への報酬
王女の誘拐と消えてなかったシャドウガーデン
アレクシア王女が無理矢理採血される裏で、シド君が解放されて再びシャドウガーデンが動き出します。七影の前でも相変わらずの中二病っぷりを発揮していました。次回はシャドウとしての戦闘があるので、影の実力者としての力を見せてくれることを期待したいです。
第5話:アイ・アム……
必殺技はねっとりアトミック
シャドウはゼノンを強化前後問わず剣で圧倒し、最後は町にクレーターを作るほど強大な必殺技で倒します。吐息混じりで「アトミック…」と言った時は声を出して笑いました。今回は特に中二病っぷりが高いセリフが多いし、個人的に神回です。
第6話:偽る者
偽物とガンマの登場
今回は頭はいいが運動神経が絶望的なガンマの登場回です。ミツゴシ商会が稼いだお金をこっそりくすねるシド君のセコさにニヤリととしました。また、野糞をすると言って偽物を倒しに行く場面では、「門限か尊厳か」というセリフが秀逸で笑いました。
第7話:謀略と流血の剣術大会
モブっぽいやられ方
今回は剣術大会と学校にテロリストがやってきた時に両方ともシド君が進んで倒されに行っていたのがアホすぎました。不審者が来て、テンションめちゃくちゃ上がって敵に飛び込んでいくのはシド君しかいないでしょう(笑)。
第8話:狙われた魔剣士学園
緊迫した状況の中、一人楽しそうなシド君
生徒が皆体育館に連行される裏でやりたいことリストをしたり、敵を遊び感覚で倒しているのが滑稽でした。テロリストをこっそり倒してあげているシド君と何も気づかずに進んでいくシェリーの対比が見ていて楽しかったです。
第9話:偽りの果て
正義でも悪でもない道
今回は事件の首謀者であるバーネットを倒して一見ハッピーエンドかと思いきや、シェリーや人々からの恨みがさらに深くなるという回でした。シャドウは人々に悪く思われることにあまり抵抗がなさそうなので、自分たちの道をゆくんだというシャドウの信念を強く感じます。
第10話:聖地・欺瞞の都
下ネタメインな繋ぎ回
今回は王女姉妹の下着の話や七影の二人の戦いなど普段より下ネタがやや多めな回だなと感じました。しかし、今まであまり出番がなかったイプシロンのことも分かったし、前回までが割とシリアス寄りだったのでこういう平和な回もいいんじゃないでしょうか。
第11話:女神の試練
唐突な温泉と女の戦い
いきなり温泉シーンが始まりましたが、王女の前で堂々と中二病ムーブしてるのがアホすぎて笑いました。また、女神の試練ではナツメ先生とアレクシア王女の女の戦いが勃発。お互いにドス黒さが前面に出ていて、もっとやれと言いたくなりました。
#12:記憶の中の真実
英雄、ハゲ、アウロラの過去
今回はみんなで入った扉の先で真相が明らかになったいくという話でした。度々話に絡んでいたディアボロス教団の秘密が明かされていくのは楽しみです。シリアス寄りな回ではありましたが、偽乳が切られたり、不老不死でもストレスでハゲたりと笑えるシーンもありました。
第13話:消滅に捧げる血闘
vsハゲ、オリヴィエ
今回はデルタとネルソン、シャドウとオリヴィエが戦闘を行っていました。分身したネルソンをデルタが叫びながらなぎ倒していくシーンは獣っぽくて良かったです。ずっと目をつぶっていた理由が最後に明らかになったシーンは納得したし、次回がとても気になります。
第14話:君の嘘、君の願い
アトミックで勝利、アウロラとの別れ
今回はオリヴィエやネルソンをその場もろともアトミックで倒し、その後アウロラとのお別れがありました。アウロラがどういう立ち位置のキャラなのかはまだあまり分かりませんが、ディアボロスの名が出てきたのでおそらく今後の重要な伏線になるのではないでしょうか。
第15話:最強最弱の男
地味な男、現る
シャドウが変装したジミナ・セーネンに対して、周りのキャラの評価が期待通り悪く、偶然を装って勝っているのでこれから力を見せた時のリアクションが楽しみです。あと、ローズがケツハットを刺したという予想外の一報で終わったので、次回の展開が気になります。
第16話:見えざる真意
首鳴らしとくしゃみ
不敗のゴルドー・キンメッキを倒したのを見たアンネローゼが首鳴らしとくしゃみの練習をしているのが可愛かったです。また、そのアンネローゼと再会した後に重りを外すのが、中二病の理想的なリミッター解除すぎて笑ってしまいました。
第17話:闇に射す月光
ローズに力を授けたシャドウ
悪魔憑きで苦しむローズは月光を引くシャドウに誘われて力を授かりました。とても幻想的な場面で、心が動かされました。ただ、それをやりたいがためにわざわざピアノ盗んできて地下までもってきたのは狂っていると感じざるをえません。
第18話:刹那に賭ける
力を解放したジミナvsアンネローゼ
武神祭でアンネローゼと当たったジミナはこれまでより力を出しつつも比較的あっさりと勝利してしまいます。対戦後のいい感じの会話をするシーンでは、黒服に連行されるヒョロのせいで完全に台無しになって爆笑しました。
第19話:踊る人形
アイリスに圧勝、ローズが再び姿を現す
ジミナがアイリスに何もさせずに勝利した後、ローズとケツハットが対面して戦闘が始まります。ジミナがガラス割って入ってくるシーンがかっこよかったし、真剣なシーンでスタイリッシュ盗賊スレイヤーの回想が出てきて予想外でした。
第20話:魔人降臨
二人との戦闘、それぞれの行き先
今回はアイリス、ベアトリクスとの戦闘がメインの回でした。これまで、そんなに激しい戦闘シーンがあまりなかったため、今回の作画や演出のかっこよさが印象に残りました。アイリスやシェリーや666(ローズ)が2期でどうなっていくのかが気になります。
総評
頭のおかしいシド君を楽しむ作品
20話を通して主人公の「影の実力者」としての振る舞いがあまりにも真っ直ぐ過ぎるが故にギャグとして成立しているのだろうと思います。シリアスなシーンもそこそこありましたが、特に滑っているような場面がなく安定して笑える作品でした。
キャラの個性
七影や王女や他のキャラクターが個性豊かだったので、そんなキャラたちとシド君のやりとりが見ていて楽しかったです。ただシド君の出番に対して七影や姉の出番が少し少なかったように感じたので2期でもっと増えると嬉しいです。
コメントを残す